オンラインカジノでは、どのように入出金できるかがポイントとなります。海外系サービスである関係上、日本のサービスと異なり、銀行による入出金ができない場合が多く、それがネックとなる場合が多いです。
そこで、容易に入出金できる決済サービスを利用できると、利便性が大きく高まります。決済サービスとして、アイウォレット(iWallet)というサービスが人気を博しています。
では、アイウォレット(iWallet)とは一体どのようなサービスなのでしょうか?この記事では、
- アイウォレット(iWallet)の概要
- アイウォレット(iWallet)の登録方法と具体的な使い方
- アイウォレット(iWallet)の特徴
について、徹底解説します。アイウォレット(iWallet)の概要を理解して、うまく使いこなしましょう。
アイウォレット(iWallet)とは?
アイウォレット(iWallet)は、主にオンラインカジノの決済手段として利用可能な電子決済サービスです。ほかにも、電子決済サービスが多く存在していますが、アイウォレット(iWallet)は特にオンラインカジノに特化しているようなサービスを提供している特徴があります。
アイウォレット(iWallet)は、iWallet Limitedという香港の企業が運営しており、世界中で利用されている存在です。アイウォレット(iWallet)のサービス概要をまとめると、以下のようになります。
サービス名 | アイウォレット(iWallet) |
---|---|
対応言語 | 日本語 |
提供サービス | 電子決済サービス |
入金方法 | 銀行振込、クレジットカード |
出金方法 | 銀行振込、クレジットカード |
サポート | メール |
アプリ | あり |
アイウォレット(iWallet)では、2020年に長期メンテナンスに入り、サービスが一時停止されました。これにより、閉鎖されたなどの噂が飛び交いましたが、無事メンテナンスが終了し再びサービス開始しました。
アイウォレット(iWallet)では、香港政府発行のライセンスMSOを取得しており、信頼感が高いサービスです。また、業界標準のSSL暗号化技術を採用し、さらに最先端のファイアウォールシステムにより、不正アクセスの防止やデータ盗難から完全に保護する対策が取られています。
アイウォレット(iWallet)では、日本円だけでなく以下のような通貨にも対応しています。
- USD(米ドル)
- EUR(ユーロ)
- GBP(英ポンド)
- HKD(香港ドル)
- SGD(シンガポール・ドル)
- CNY(中国・人民元)
- PHP(フィリピン・ペソ)
- IDR(インドネシア・ルピア)
- MYR(マレーシア・リンギット)
- THB(タイ・バーツ)
- VND(ベトナム・ドン)
アイウォレット(iWallet)は、香港とイギリスに拠点を置く電子決済サービスですが、日本語に完全対応している点も魅力的です。ホームページだけでなく、メールサポートも日本語対応しており、気軽に相談できる体制が整っています。
さらに、アイウォレット(iWallet)では決済サービスを利用する上で必要となる、本人確認書類の提出も不要です。ただし、利用制限なく利用するためには、本人確認書類を提出してエグゼクティブ会員を目指す必要があります。
アイウォレット(iWallet)の登録方法
アイウォレット(iWallet)を利用するためには、会員登録が必要です。ただし、会員登録は無料でおこなえ、またインターネット上で簡単な手続きで完了します。
具体的なアイウォレット(iWallet)の登録方法は、以下のとおりです。
アイウォレット(iWallet)に登録するためには、公式ホームページで手続きしなければなりません。はじめに、アイウォレット(iWallet)の公式ホームページにアクセスします。
そして、アイウォレット(iWallet)に関する情報をしっかりとチェックして、登録可否を判断しましょう。登録してもよい場合は、画面右上に人型アイコンにカーソルを合わせると、メニューが表示されるので「新規口座開設」をクリックしてください。
次の画面では、以下のように新規個人口座開設に関する注意点などが記載されています。
注意事項をしっかりと確認して、メールアドレス欄に登録するメールアドレスを入力して、「次へ進む」をクリックします。
次の画面では、個人情報の入力フォームが表示されます。
フォームに、以下の情報を入力してください。
名 | アルファベットで名を入力する |
---|---|
姓 | アルファベットで姓を入力する |
生年月日 | 生年月日を選択する(20歳未満の方は登録不可) |
メールアドレス | 先に入力したメールアドレスが表記されている |
パスワード | 8~35字以内で、数字と大文字を含むパスワードを設定する(例:AtoZ^%-@0~9!) |
パスワード(再入力) | 同じパスワードを入力する |
国 | Japan |
すべての入力が完了したら、「確認ページへ進む」をクリックします。そして、次の画面で入力内容を確認し、以下の項目にチェックを入れて「口座を開設する」をクリックしてください。
- 私はiWalletの利用規約とプライバシーポリシーに同意します。
- 私はiWalletが提供する新製品やサービスに関するお知らせメールを受け取ることに同意します。
登録が完了したら、登録したメールアドレス宛てに、「【iWallet】ご登録メールアドレスのご確認/Registered email address confirmation/注册邮箱确认通知/電子信箱確認通知」という件名のメールが送信されます。メール内にリンクが設置されているため、リンクをクリックすれば正式に登録が完了します。
そして、再度メールが送信されるので、ログインURLをクリックします。そして、ログインIDとパスワードを入力して、「ログイン」をクリックしましょう。
これで、アイウォレット(iWallet)へのログインが完了します。
アイウォレット(iWallet)のスタンダード会員への登録はすでに完了していますが、エグゼクティブ会員となるためにはKYC書類をアップロードする必要があります。ログインが完了した画面において、「各種設定」メニューの「KYC書類をアップロードする」をクリックします。
次の画面で、お住まいの都道府県などの情報を入力して更新します。
州・都道府県 | 例:○○-Ken |
---|---|
市・区名 | 例:Chuo-Ku,□□-Shi |
建物名,#部屋番号,番地,町村名 | 例:ABC Bldg #102,1-2-3,△△Cho |
郵便番号 | 例:123-4567 |
電話番号 | 例:8190-1234-5678 |
すべて入力したら、「確認画面」ボタンをクリックして、変更を確定してください。再び「KYC書類をアップロードする」をクリックすると、以下の画面が表示されます。
アイウォレット(iWallet)では、以下の書類を本人確認書類として提出しなければなりません。
本人確認書類 | パスポート ・運転免許証 ・住基カード |
---|---|
住所確認書類 | 電気料金 ・ガス料金 ・電話/金融機関明細 ・水道料金 ・住民票 ・健康保険証 住基カード ・運転免許証 ・組合員証 ・障害者受給者証 ・福祉受給者証 |
アイウォレット(iWallet)推奨のKYC書類セットは、パスポート+運転免許証となっています。なお、書類の準備等で以下の点に注意してください。
- 住基カードと運転免許証は住所確認書類として使用できるが、本人確認書類として同時には併用不可
- ファイルは、サイズ5MB以下のjpg、jpeg、pdf、png、gifで提出
- アップロードできるKYC書類の枚数制限は10枚まで
- 一般的な公的書類に記載されている情報とiWallet口座での登録情報が一致していること
- 正式な書類にあるローマ字表記の名前と必ず一致していること
- 書類の全体をカラー撮影して小さな文字が読める鮮明な画像を提出する
- ピンボケ、ブレ、不鮮明、全体像が撮影されていない画像は不可
- 画像の目安は、拡大して小さい文字が判読できる鮮明度であること
書類の準備ができたら、画面下のアップロードフォームから書類を添付して、「アップロード」ボタンをクリックすれば提出可能です。その後、アイウォレット(iWallet)で審査がおこなわれ、審査に通過するとメールアドレス宛てに結果が通知されます。
アイウォレット(iWallet)の使い方
アイウォレット(iWallet)では、比較的簡単な操作で入出金できるサービスです。ここでは、アイウォレット(iWallet)における入出金などの方法について解説します。
アイウォレットへの入金方法
アイウォレット(iWallet)の口座に入金するためには、以下の手続きが必要です。
アイウォレット(iWallet)では、一旦ログインしてから入金手続きする必要があります。アイウォレット(iWallet)の公式ホームページにアクセスし、画面右上にある人型アイコンにカーソルを合わせて「ログイン」をクリックします。
そして、ログイン情報を入力してログインを完了させましょう。
アイウォレット(iWallet)にログインできたら、ホーム画面右側にあるメニューから「入金申請」をクリックします。
これで、入金申請画面にアクセスできます。
入金申請画面では、はじめに入金方法の選択をしなければなりません。
銀行送金を選択した場合、次の画面で通貨と金額を指定します。なお、国内銀行振込を選択した場合、取り扱いが日本円のみとなるため、選択の必要はありません。
続けて、口座・入金情報詳細を確認して、表示された画面で指定された口座に振り込み手続きしてください。なお、振込の際にはメッセージ欄にIWLから始まる自分のiWalletの口座番号を忘れずに入力してください。
アイウォレットから出金する方法
アイウォレット(iWallet)から出金したい場合の手続きは、以下の手順でおこなえます。
アイウォレット(iWallet)の公式ホームページにログイン後、ホーム画面の左側メニューから「出金申請」をクリックします。
これで、出金申請画面にアクセスできます。
次の画面では、出金方法の選択画面が表示されます。
ただし、2023年現在では銀行出金のみ対応可能ですので注意してください。
次の画面で、出金先の口座や金額などを入力して、「確認画面へ」をクリックします。そして、出金情報に間違いがなければ「上記内容で出金申請」をクリックしてください。
最後に、送付されるメールに記載された確認コードを入力して、「確認」を入力すれば出金手続きは完了です。
アイウォレットからオンラインカジノへ入金する方法
アイウォレット(iWallet)からオンラインカジノへ入金する場合、それぞれのオンラインカジノサービスによって異なります。代表的な方法としては、最初にオンラインカジノ側で出金申請する際にアイウォレット(iWallet)を選択します。
そして、出金額を設定した後にアイウォレット(iWallet)のアカウント名とパスワードを入力してください。最後に入金ボタンをクリックすれば、入金完了です。
アイウォレット(iWallet)の手数料について
アイウォレット(iWallet)では、入出金する際に残念ながら手数料がかかってしまいます。具体的には、入金時に以下の手数料が徴収されます。
入金方法 | 手数料 |
---|---|
国内銀行送金 | 5% |
クレジットカード(Visa/Master) | 7% |
特にクレジットカードの場合、7%の手数料がかかってしまうため、若干高い印象があります。アイウォレット(iWallet)では、出金時にも以下の手数料が徴収されます。
出金方法 | 手数料 |
---|---|
国内銀行送金 | 取引1回あたり0.50% |
こちらは、0.5%と比較的良心的な設定となっていますが、最小35.00ドルからしか出金できませんので注意してください。ほかにも、以下の処理をおこなう際には手数料がかかります。
処理内容 | 手数料 |
---|---|
口座閉鎖手数料 | 5ドル |
180日間口座利用してない場合 | 20ドル/年 |
銀行振込の取消手数料 | 50ドル |
特に大きいのが、振込の取り消し手数料が50ドルもかかる点です。振込時には、絶対に宛先を間違わないように注意しましょう。
アイウォレット(iWallet)の入出金にかかる時間
アイウォレット(iWallet)で入出金する場合、完了するまでの時間を見込んでおく必要があります。ここでは、以下のパターンにおける時間について紹介します。
- アイウォレットからオンカジへ入金する際にかかる時間
- オンカジからアイウォレットへ出金する際にかかる平均時間
- アイウォレットから銀行へ出金する際にかかる時間
アイウォレットからオンカジへ入金する際にかかる時間
アイウォレット(iWallet)からオンラインカジノに入金する場合の時間は、基本的にオンラインカジノの対応状況により異なります。よって、一概にどの程度の時間で入金完了するのかは言えません。
多くのオンラインカジノでは、着金後数時間で入金される設定されている場合が多いです。これは、銀行入金と比較すると非常に速いスピードとなっており、さらにタイミングによっては数十分で入金完了する場合もあります。
オンカジからアイウォレットへ出金する際にかかる平均時間
オンラインカジノからアイウォレット(iWallet)に出金する場合も、オンラインカジノ側の出金スピードにより時間が変動します。オンラインカジノから出金にかかる平均時間としては、1日程度となります。
ただし、実行上では数分から数時間で出金が完了するケースも多いです。よって、非常にスピーディーですぐに出金したい場合におすすめの方法と言えます。
アイウォレットから銀行へ出金する際にかかる時間
アイウォレット(iWallet)から銀行に出金する場合、通常3~5日で反映されることが多いです。ただし、申請するタイミングによって、1週間ほどかかるケースもあります。
特に、週末を跨ぐ場合は時間がかかる傾向にあるため、時間に余裕を持って出金申請してください。
アイウォレット(iWallet)の特徴
アイウォレット(iWallet)は、以下のような特徴がある決済サービスとして有名です。
- ウォレット内で世界各国の12通貨を利用可能
- クレジットカードでの入金にも対応
- 口座維持手数料や入出金に関する手数料が比較的高め
- プリペイドカードを発行すればATM出金にも対応
各特徴の詳細は、以下のとおりです。
ウォレット内で世界各国の12通貨を利用可能
アイウォレット(iWallet)では、先に紹介したとおり日本円を含めて合計12通貨を利用可能です。なお、クレジットカード入金のみ、様々な通貨で入金できる仕組みとなっています。
また、アイウォレット(iWallet)では1つの口座で複数の通貨を管理可能であり、使用目的ごとに使い分け可能です。 さらに、同一口座間での両替手数料がかからず、外貨両替も簡単に完了します。
クレジットカードでの入金にも対応
アイウォレット(iWallet)では、銀行送金以外にもクレジットカード入金に対応しています。クレジットカードの国際ブランドは、メジャーなVisaとMasterCardに対応しているので、多くのカードで入金可能です。
ただし、クレジットカードで入金できても、出金方法としては利用できない点には注意してください
口座維持手数料や入出金に関する手数料が比較的高め
手数料において説明したとおり、アイウォレット(iWallet)では入出金以外でも様々な手数料がかかります。入出金だけでも高い手数料がかかり、さらに入金取り消しとなる場合にはさらに高い手数料を負担しなければならない点に注意してください。
さらに、定期的に取引しないと口座維持手数料がかかるため、安易に口座開設すると失敗するので注意しましょう。
プリペイドカードを発行すればATM出金にも対応
アイウォレット(iWallet)では、独自のプリペイドカードを発行していました。残念ながら、2018年に停止されたものの、ATMに対応したプリペイドカードを発行していたのです。
ユニオンペイの仕組みを採用しており、ATMから容易に現金化できる点にも、注目が集まっていました。2023年現在では、まだ復活の噂などが立っていませんが、もし復活したらぜひ発行したいカードとなります。
アイウォレット(iWallet)のまとめ
アイウォレット(iWallet)は、高い手数料がかかる難点がありますが、多くのオンラインカジノで採用されている決済サービスです。また、ウォレット内で世界各国の12通貨を利用可能であり、手軽に両替できる点が評価できます。
さらに、アカウントを簡単に作成できるメリットもあります。アイウォレット(iWallet)をうまく活用して、オンラインカジノに気軽に入出金しましょう!